
3DQRコードとは
QRコードに厚み付けしたポリゴン形式の3次元データです。3Dプリンタなどで造形して利用します。
用途
●立体看板(立体サイネージ)
会社や店舗看板、展示会ブースなどで、読み取り率アップ!に、


●ストラップ用オーナメント
3DQRコードを読むとメッセージ画像が表示されます。お守り、メッセージカード、開運グッズとして。

※商品をもっとみる
・開運招福 3DQR 5,500円~(消費税込み)
・合格祈願 3DQR 5,500円(消費税込み)
・誕生日メッセージ 3DQR 5,500円(消費税込み)
3DQRデータ作成 クラウドサービス
表示したいURL、画像、テキストを入力するだけでデータを作成し、ダウンロードできます。3Dプリント出力サービス事業者に3DQRのデータ(STLフォーマット)を渡して3Dプリントを依頼してください。別途3Dプリント代が必要となります。またはお手持ちの3Dプリンタで3Dプリントしてください。
3DQR クラウドサービスの購入手順
クレジットとPayPayが利用できます。購入ガイド(画面遷移)はこちら。
自由に回転、移動、拡大縮小が可能です。

出力フォーマットについて
3DQRデータ作成サービスでは、出力フォーマットとして、STLフォーマット(色なし)と、PLYフォーマット(色付き)が選択できます。PLYフォーマットに対応している3Dプリンタは限られますので通常はSTLで出力してください。2色造形での3Dプリントをご希望される場合もSTLを選択し、造形サービス事業者に白黒2色造形希望とお伝えください。PLYはご自身でSTLデータへの変換が可能な場合や、PLY対応の3Dプリンタをご利用する場合に選択してください。
利用許諾条件について
3次元プリントや切削など本データを用いて乙自らが利用する目的で造形作業を行うことを目的に利用できます。第三者への販売目的では利用できません。個別にご相談ください。
❶3DQR 固定サイズ:50mm×50mm×5mm
URLやテキストなど表示内容を自由に設定できます。
※著作権が第三者に帰属するものを表示させる場合は個人用としてご利用ください。
画像を表示させたい場合は、写真やイラストなどの画像をGoogleDriveやインターネット上のサーバーにアップロードし、そのURLを3DQR作成サイトで入力してください。
利用例:好きなテキストをメッセージにしたり、推し活写真など好きな写真やイラストを3DQRにして持ち運べます。


イラストレータ・デザイナーの方へ:作品を3DQRで商品化してみませんか。詳細はこちら。
利用例:飲食店メニューやホテルのwifi案内を3DQRで


事業者の方へ3DQRを自社商品化にしてみませんか。詳細はこちら。
データ作成料(STL形式またはPLY形式) 3,300円(消費税込み)。
表示するメッセージ、URL、テキストなどは自由に設定できます。文字数、半角相当100文字まで。
サイズ:50mm×50mm×5mm。凹み量2mm。ストラップ穴直径2.4mmの有無が選べます。
❷3DQR フリーサイズ
●説明書、地図、時刻表などでもQRコードを使う取り組みが始まっています。3DQRで作ってみるものいいかもしれません。


データ作成料(STL形式またはPLY形式) 5,500円(消費税込み)。
表示するメッセージ、URL、テキストなどは自由に設定できます。
サイズ:XY(同一)、厚み、凹量を自由に設定いただけます。ストラップ穴は指定できません。
❸3DQR 任意形状
任意形状への埋め込み、バックライト用スペース作成、マグネット取り付け穴、微小サイズなど
お好きな形状データへ3次元QRを埋め込むことができます。埋め込み形状は、STLでご提供ください。別途お見積りとなります。また、微小なサイズや文字数の制限なしで3DQRデータをお作りになれます。ここからご依頼ください。
埋め込み事例


微小サイズ
小さくすれば財布などに入れて携帯することも可能です。微細な造形はSLA方式が向いています。


●造形依頼の方法
下記の事業者は造形実績があります。リンクを辿ってメール等で、3DQRデータ(STL形式)を送付し見積りをとり、条件にあったところに造形を依頼をしてください。DMM.MAKEではWEBサイト上で見積作成まで可能です。
3Dプリントサービス事業者
3Dプリントサービス | 造形方式 | 材料 | セルサイズ※ | 備考 |
---|---|---|---|---|
HPK.lab | FDM | PLA | 1mm以上 | 白黒対応可能 |
10knot | FDM | PLA | 1mm以上 | 白黒対応可能 |
DMM.MAKE | SLA | レジン(光硬化性樹脂) | 0.54mm | 納期は3週間~1ヵ月。 |
準備中 |
※QRコードを構成する四角い最小構成単位の一辺の長さ。数値は造形実績がある最小のセルサイズです。
掲載いただける3Dプリントサービス事業者を募集しております。詳しくはこちら。
3Dプリント出力サービス選びのヒント
基本的には白黒印刷ができるFDMがお勧めです。SLAは微細な形状を造形するのに向いています。また材料をDMM.MAKEのエコノミープロレジンを使った場合、薄く光を透過するため、照明にかざさなくても陰影がでてQRコードとして読み込める場合もあります。

右:FDM方式2色。凹凸のエッジはやや丸まる。問題なく認識する。
FDM方式
FDM方式の3Dプリンタは安価で取り扱いも容易なため、個人などでも導入されているケースがあるかと思います。最近は2色のフィラメントに対応したモデルもあり下図のように白黒の3DQRコードのプリントが可能です。
材料はPLA(トウモロコシやサトウキビ、ジャガイモなど、植物由来のでんぷんを主原料とするプラスチック。)やABS、弾性がある素材のTPU(ポリウレタン)などが選べます。植物由来で環境にやさしいPLAでの造形がお勧めです。
大きなモデルはSLA方式に比べ安価なり、多くのサービスが提供されています。
デメリットしてはFDM式のプリンタはSLA式の3Dプリンタに比べて造形精度が劣るため小さなモデルは不得意です。現在FDMの3Dプリンタでは0.4mmノズルが主流ですが、小径の0.2mmノズルを利用することにより小さなモデルも造形できるようになってきています。光を通しにくいので白一色ではQRコードとして認識しにくく二色印刷がお勧めです。

造形方式・材料、色、コストなどを検討し見合ったサービスを選択してください。
SLA(光造形)方式
材料はレジン(光硬化性樹脂)です。造形精度が良く、微細な形状も再現できます。一色での造形になりますが、光を裏からあてることにより陰影がでるためQRコードの認識が可能です。光が透過しやすいのでバックライトを当てると、装飾効果が増します。デメリットとしては時間ととともに色の変色が生じます。強度がFDMタイプに比べ劣ります。
DMM.MAKEへ造形依頼(SLA方式の3Dプリンタで造形)する場合
SLA方式のプリンタは高価で取り扱いも難しいため、造形サービスベンダーに依頼するのがお勧めです。DMM.MAKEではSLA方式の造形を手ごろな価格で行ってくれます。材料はエコノミーレジンまたはエコノミープロレジンでの造形実績が多くあります。


DMM.MAKEの造形はSLA方式で材料はエコノミーレジンで白色になります。紫外線などの影響により時間の経過とともに色が黄みがかってきます。下記は(モデルは異なりますが)左造形直後、右造形後約2ケ月。時間ともに更に変色します。暗部で保管することで変色は軽減できます。短期間での用途でご利用ください。

読み取りに影響を及ぼすファクター(SLA 造形)
室内外の照明に影響されます。凹凸による陰影がでると、セルサイズが0.5mm程度のものでも読み込めます。読み込みがうまくいかない時は、以下をお試しください。
・光の角度があたる角度や、場所を変えてみる。
・照明にかざす(裏からライト照らす)
・黒ぽいものを背景にして読み取る
※造形物の厚み、照明の強度により影響を受けます。
3DQR製品に関する保証/免責事項
データ保証:お客様の指定された寸法と形状をSTLまたはPLYデータで作成することを保証しております。FDMでの白黒印刷の場合基本的に読み取りには問題を生じませんが、SLAで単色で3Dプリントする場合の読み取り保証はしておりませんので、「読み取りに影響を及ぼすファクター」を参考にお客様の判断でお申込みください。弊社での読み取りテスト状況(DMM.MAKEによる、エコノミーレジン使用、最小セルサイズ、0.5mm~、厚み2mm~、凹量1mm~、iPhone利用)では、読み取りができなかったものはありませんが、セルサイズが小さくなると照明によっては影響を受けるものもありました。
3Dプリンタ実績
機種 | 造形方式 | 材料 | セルサイズ※ | 厚み | 備考 |
ストラタシスF370CR | FDM | ABS | 3.77mm | 10.0mm | |
準備中 |
※QRコードを構成する四角い最小構成単位の一辺の長さ。数値は造形実績がある最小のセルサイズです。実績一覧に掲載を希望する「3Dプリンタメーカ及び販売店」様はこちら。